物流アウトソーシングとは?導入の流れや業者選定の注意点を徹底解説

物流アウトソーシングは、輸送や保管、在庫管理といった物流業務を外部の専門業者に委託する仕組みです。自社のリソースだけでは物流業務に対応しきれない場合、有効な選択肢となります。
とはいえ導入を成功させるためには、メリットだけでなく、注意点や課題についても理解しておくことが欠かせません。正しい手順で進めることで、スムーズな外注化につながります。
この記事では、物流アウトソーシングの基礎知識から、メリット・デメリット、依頼の流れ、事前に確認しておきたいポイントまで詳しく解説します。
- 物流アウトソーシングとは物流業務を外部の専門業者に委託する業務形態
- 物流アウトソーシングの種類
- 自社物流とアウトソーシング後の違いを比較
- 物流アウトソーシングに依頼できる業務
- 物流アウトソーシングを利用する3つのメリット
- 物流アウトソーシングを利用する3つのデメリット
- 物流アウトソーシングを成功させるための正しい依頼の流れ
- 1. 現状把握
- 2. 複数業者へ問い合わせ
- 3. 相見積もり
- 4. 現地視察
- 5. 委託先の決定と契約締結
- 6. 導入準備
- 7. 業務開始
- 8. 委託後の効果確認・改善
- 外部委託後に発覚する問題と事前に確認すべき注意点
- ミナモト倉庫の強み|信頼できるパートナーとしての対応力と品質体制
- アウトソーシングで物流体制を最適化し、競争力を強化しよう
物流アウトソーシングとは物流業務を外部の専門業者に委託する業務形態
物流アウトソーシングとは、輸送・保管・在庫管理などの物流業務を外部の専門業者に委託する仕組みです。
この仕組みを活用すれば、自社に物流の専門知識や人材が充分でなくても、安定した物流体制を確保できます。物流業務の一部、または全体を委託できるため、目的や課題に応じて柔軟に対応できる点も魅力です。
留意点として、委託できる業務の範囲やサポート内容については、依頼する事業者によって異なります。そのため導入を検討する際は、サービス内容や支援体制をよく調べ、比較・検討することが大切です。
物流アウトソーシングの種類
物流アウトソーシングには、サービスの柔軟性やコスト体系に応じて複数の形態があります。ここでは代表的な2種類の形態である「定額系」と「カスタム系」について紹介します。
1. 定額系物流サービス|あらかじめ提供されるサービス内容・価格が決まっている
定額系物流サービスは、標準化された内容と料金で提供されるシンプルな形態です。
保管料は「個数 × 日数」で計算される場合が多く、出荷量が少ない企業でも無駄なく利用できます。あらかじめサービスがパッケージ化されているため、契約から稼働までの期間は比較的短く、導入のハードルが低い点も魅力です。
ただし、サービス内容はある程度固定されているため、自社の運用に合わせて、柔軟に対応するのは難しい場合があります。
しかし、仕組みの分かりやすさとコストの低さから、定額系物流サービスは、初めて外注する企業や、必要最低限の作業を限られた予算で物流業務を任せたい企業に適しています。
2. カスタム系物流サービス|自社の目的に応じて、個別にサービス内容を設計できる
カスタム系物流サービスは、自社の運用目的や業務内容に合わせて、サービス内容を個別に設計できる柔軟なモデルです。たとえば「特定の工程を強化したい」「独自の運用フローに対応してほしい」といった要望にも、きめ細かく対応してもらえます。
導入の際は、現状の課題について丁寧にヒアリングを受けたうえで、要件定義から始めてもらえるのが一般的です。そのため、稼働開始までに2〜3か月ほど準備期間がかかることもあります。運用体制や求める機能に応じて料金が変動するため、定額系に比べてコストは高めになる傾向です。
柔軟な対応を必要とする企業や、大規模な物流業務を委託したい企業には、適した選択肢といえるでしょう。業者によって対応できる範囲や得意分野に違いがあるため、複数の業者から見積もりを取り、内容を比較検討することが重要です。
自社物流とアウトソーシング後の違いを比較
外注によりどのような変化が生じるのかは気になるところでしょう。ここでは「自社で物流業務を完結する場合」と「アウトソーシングを活用する場合」の違いを整理しました。
自社で物流業務を完結する場合 |
アウトソーシングを活用する場合 |
|
物流業務が本業に与える影響 |
物流業務の進行・管理・責任をすべて社内で対応。コア業務に割く時間や人手が限られる。 |
業務を外部業者に任せることで、社内は監督・確認に集中できる。コア業務に専念しやすくなる。 |
リソースの柔軟性 |
社内の人材・設備・ノウハウに依存し、運用の幅が狭まりがち。 |
外部の人的・設備的リソースを活用でき、物流体制の強化や構築が柔軟になる。 |
繁閑差・トラブル対応 |
繁忙期・閑散期の物量波動や急なトラブルに社内で対応しなければならない。 |
業者と連携することで、物量の波や緊急時にも柔軟に対応しやすくなる。 |
変化への対応力 |
設備や人員体制の変更に時間・コストがかかり、対応が後手に回りやすい。 |
新しい業務フローやイレギュラー案件にもスピード感を持って対応できる。 |
コストコントロール |
倉庫や車両、人員確保に継続的な固定費が発生。物量変動に応じたコスト調整が難しい。 |
変動費化できるため、コスト最適化がしやすくなる。 |
このように物流アウトソーシングの導入により、さまざまな観点で企業に変化がもたらされます。貴社で物流アウトソーシングを活用するかどうかの見極める指標としてご活用ください。
物流アウトソーシングの利用を検討すべきタイミング
物流に多くのリソースを割かれてしまい、本来注力すべきコア業務に支障が出ている場合は、物流アウトソーシングを視野に入れるタイミングといえます。
この状況を放置すると、出荷の遅延・ミスが発生しやすくなり、顧客満足度の低下につながりかねません。「全面的に業務を任せるのは少し不安」という場合は、繁忙期だけの活用や、一部業務の委託から始める方法もあります。
まずは物流アウトソーシング業者にコンタクトを取り、自社に合う手法について相談してみるのもおすすめです。
「自社だけでは限界かも」と感じたら、御社の物流体制を一緒に見直しませんか?
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物流アウトソーシングに依頼できる業務
ここでは物流アウトソーシングの際に、委託できる業務の種類を紹介します。ぜひ導入後のイメージを膨らませていきましょう。
入荷・入庫・棚入れ
物流会社に委託することで、商品の荷受けから棚入れまでの一連の業務を、まとめて対応してもらえます。具体的には、以下のような作業を任せることが可能です。
- 商品の破損や汚損の有無を確認
- 在庫システムへの正確な登録(バーコードスキャン)
- 商品カテゴリごとの棚やパレットへの適切な配置
- 保管場所や数量の一元管理
在庫システムと連動した運用により、現物とデータの不一致が起きにくい環境が整えられます。入庫ミスは出荷業務や在庫精度に直結するため、専門業者に任せることで精度と安定性が確保されます。
検品・セット組
物流会社に検品作業を委託することで、商品の品質・数量・機能性などを専用機器で正確にチェックしてもらえます。不良品を発見し取り除くためにも、第三者視点による検品は有効です。
また多くの物流会社では、複数商品をまとめて1パッケージにする「セット組」に対応してもらえます。一方、セットを構成する単品に個別注文が入る場合、分割して出荷する必要が生じるケースもあります。
柔軟な運用体制を持つ物流会社であれば、セット組の絡む複雑なフローでも対応が可能です。
在庫管理・棚卸し
物流業者では、入出庫時のバーコード記録が徹底され、在庫の増減が正確に在庫管理システムへ反映されます。これにより理論在庫と現物数の整合性が保たれます。加えて定期的な棚卸しも、以下のような方法で実施してくれます。
全品棚卸し:一定期間ごとに全在庫をまとめて確認する方法
循環棚卸し:商品やエリアを分割し順番に確認していく方法
万が一差異が生じた場合にも、原因の分析から業務フローの改善提案まで一貫して対応してもらえるため、委託を継続するほど精度の高い運用が実現されます。
帳票発行
物流会社に帳票発行を委託すれば、以下のような帳票データを自動で出力してもらえます。
- 送り状
- 納品書
- 伝票
- ピッキングリスト
所定のデータを委託元から送信するだけで、出荷指示と連動した帳票発行が進むため、事務作業の負担が軽減されます。
ピッキング・梱包
物流業者では、注文データに基づいて倉庫内の商品を正確にピッキングしてもらえます。バーコードスキャンによる管理体制が整っており、作業者に商品知識がなくてもミスのない対応が可能です。
また梱包作業においては作業手順書や梱包見本を活用し、作業品質にばらつきが出ないよう配慮されます。さらにはのし・ギフトラッピング・チラシの同梱などの流通加工にも、柔軟に対応してもらえる場合もあります。
出荷
物流業者では、出荷指示に基づいて、梱包済みの商品を配送会社へ引き渡すまでの業務を一括で対応してもらえます。具体的には以下の業務を委託できます。
- 配送業者の手配
- 集荷依頼
- 送り状番号の通知
- 出荷実績データの送信
これらの工程を任せられるため、貴社の企業における事務作業や管理の負担を軽減できます。
返品処理・再入庫対応
長期不在や住所不明などで返送された商品は、物流業者にて検品後、状態に応じて再入庫されます。再販が難しい場合は、荷主企業へ返送するフローの構築も可能です。
また、返品の再登録を通じて在庫データへと速やかに反映することで、在庫精度の低下を防げます。加えて返金処理や代替品の発送、必要に応じた顧客対応まで一括して対応してもらえる業者もあります。
どの物流業務を、どこまで任せられる?迷ったらお気軽にご相談ください
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物流アウトソーシングを利用する3つのメリット
ここでは物流業務を外部委託することで得られる、代表的な3つのメリットを紹介します。
- コストを最適化できる
- 事業全体の効率化につながる
- 品質が向上する
これらのメリットに魅力を感じる場合、物流アウトソーシングの利用が推奨されます。
1. コストを最適化できる
物流アウトソーシングを活用すれば、人件費や設備費など固定費を変動費化できます。閑散期はリソースを抑え、繁忙期には体制を厚くするといった効率的な運用を実現可能です。
自社で倉庫を保有・管理する場合に生じる初期投資やランニングコストも不要となり、大幅な負担軽減が見込まれます。コストの最適化により損益分岐点が下がり、収益性の改善につなげやすくなるでしょう。
2. 事業全体の効率化につながる
物流業務をアウトソーシングすることで、物量の波動に対応しやすい柔軟な体制が構築されます。繁忙期や閑散期に応じて、委託先が人員や設備を調整してくれるため、自社内での急な負荷増加にも安定して対応できます。
たとえば、新商品の発売やキャンペーンなど、一時的に出荷業務が増える場面でも、社内リソースを圧迫せず、安定した運用を維持できます。柔軟な体制が整うことで、商品開発やマーケティングなどのコア業務にリソースを集中させやすくなり、結果として事業全体の生産性向上につながります。
3. 品質が向上する
物流業務を専門業者に委託することで、出荷ミスや破損のリスクが抑えられ、物流品質が向上します。
ピッキングや梱包はマニュアルに基づいて正確に実施されるため、ヒューマンエラーを最小限に抑えられるのは大きな利点です。加えてバーコードでの在庫管理により、作業精度とスピードが両立されます。
このように質の高い物流対応を積み重ねることで、顧客満足度が確実に高まり、リピーターの獲得につながりやすくなります。
物流アウトソーシングを利用する3つのデメリット
次に物流アウトソーシングを利用するデメリットを3つ紹介します。
- 自社に物流ノウハウが蓄積されにくい
- 責任の所在が不明確になるリスクがある
- 自社独自の運用が難しくなる場合がある
物流アウトソーシングの導入を決断するうえでは、メリットの裏にあるデメリットにも目を向けていくことが大切なため、参考にしてみてください。
1. 自社に物流ノウハウが蓄積されにくい
物流業務をすべて外部委託すると、自社に物流に関する知見が蓄積しません。これにより将来的に内製化を想定している場合、切り替えがスムーズに進まないリスクが想定されます。
こうしたリスクを回避するには一部業務だけを委託し、社内でも一定の業務を継続して担当するような運用設計を取り入れるのが効果的です。
2. 責任の所在が不明確になるリスクがある
業務委託により誤配送や納期遅延などのトラブル発生時、委託する側、される側の間で責任の所在が不明確になるリスクがあります。
このようなリスクを避けるためにも契約段階で責任分担を明確にし、対応マニュアルを作成してもらえたり、定例会を介してトラブルの対策を立てたりと、柔軟に対応してもらえる業者選びが重要です。
3. 自社独自の運用が難しい場合がある
定額系物流サービスでは、あらかじめ決められた枠組みのなかでサポートが提供されるため、会社独自の仕様に対応できないことも少なくありません。
柔軟な対応を求める場合はカスタム系物流サービスを選ぶとともに、契約時に対応条件を細かく確認し、ルールを取り決めておくと効果的です。
物流アウトソーシングを成功させるための正しい依頼の流れ
物流業務の外部委託を成功させるためには、正しいステップに基づいて導入を進める必要があります。ここでは物流アウトソーシングの正しい依頼の流れについて解説します。
1. 現状把握
物流アウトソーシングを検討する際は、まず貴社の状況や課題を整理することが第一歩です。委託範囲や依頼内容を明確にすることで、候補業者とのやり取りがスムーズになります。
具体的には以下の情報を整理しておくと、比較・検討の際に役立ちます。
- アウトソーシングの目的(人手不足の解消、誤出荷の削減、業務効率化など)
- 出荷件数と作業内容の概要
- 必要な保管スペースや使用する資材
- 梱包形態や保管温度の条件
- 繁忙期・閑散期の波動
これらを可視化したうえで、委託する業務範囲を具体的に設定し、業者へ提示できる資料を準備しておくと効果的です。
2. 複数業者へ問い合わせ
業者選定では、1社に絞り込む前に複数社へ問い合わせるのがおすすめです。
STEP1で整理した条件に対し、対応可能かどうかを確認しながら、提案内容の質や柔軟性も比較していきましょう。また自社の課題や業務特性を明確に伝えていくと、依頼先として適当かどうかを見極めやすくなります。
サービス範囲や費用だけでなく、担当者の対応姿勢や連携のしやすさも含め、「単なる委託先」ではなく「信頼できるパートナー」になり得るかを判断することが重要です。
3. 相見積もり
物流業務の外部委託を検討する際は、複数の業者から見積もりを取り、どんなサポートをいくらで提供してくれるのか確認することが重要です。見積り書の内容を一覧にして整理し比較しやすくすると、どの企業に業務委託を依頼するか判断しやすくなります。
なお物流アウトソーシングを利用する際の費用相場や見積書の内訳の種類については、以下の記事で詳しく解説しています。
(物流アウトソーシング 費用相場のリンク)
4. 現地視察
相見積もりを経て、有力な候補を見つけ次第、実際に倉庫を視察し現場の状況を確認しましょう。
視察の際は以下の点に着目することをおすすめします。
- 倉庫内の整理整頓
- 清掃状態
- スタッフの動き
- 商品の取り扱い方法
- 安全管理の体制
- 温度管理設備の有無
現地視察を通じて委託先の運用状況を把握することで、導入後のミスマッチを防ぎやすくなります。
5. 委託先の決定と契約締結
現地視察を経て委託先を決定後は、契約締結に進みます。物流業者が契約書の雛形を提示し、それをもとに双方ですり合わせを行って、合意にいたる流れが一般的です。契約書には、以下の項目が盛り込まれているかを確認しましょう。
- 業務範囲
- 責任分担
- SLA(サービスレベル合意)
- 料金体系
- トラブル発生時の対応ルール
契約書の内容は丁寧に読み込み、疑問点があれば担当者へ質問するようにしましょう。初期段階で委託先と認識をそろえておくことが大切です。
6. 導入準備
契約後は、初期データの提供や導入スケジュールの確認を行います。梱包ルールや出荷タイミング、返品処理など細かな内容について双方で確かめていきましょう。
ここでは弊社での主な導入準備の流れを紹介します。
①キックオフミーティング
業務開始に向け、初回の打ち合わせを実施します。商品台帳の確認や、入出庫・検品・梱包などの業務内容のすり合わせ、スケジュールと役割分担を共有する場です。
②システム構築
自社システムと物流業者のシステムを連携させるための技術的準備を行います。商品データや出荷指示データの形式や流れを整理します。
③棚・機材などの発注
倉庫で使用する棚・パレット・梱包資材・備品類(テープ・緩衝材など)を準備します。商品特性や保管量に応じて最適な機材を手配し、作業効率を高める環境を構築します。
④作業研修開始
物流現場スタッフを対象にした作業研修を実施します。実際の商品を用いながら、検品・棚入れ・ピッキング・梱包などの流れを訓練し、作業精度を高めていきます。
⑤引越工程確認/引越
現倉庫から新たな拠点への商品の搬入計画を立て、スケジュールや物量、車両手配を調整します。「いつ・何を・どの順で搬送するか」を明確にし、当日の段取りを事前に固めておくことが重要です。
物流業務の委託に際しては、綿密な準備が必要です。業者選びの際、導入に際してどのように準備を進めていくのか確認しておくとよいでしょう。
7. 業務開始
物流業務の稼働初期は、予期せぬトラブルが起きやすいため、密な連携と運用確認が必要です。納品データの送信タイミング、梱包手順の遵守、返品や欠品対応など注意深くチェックしながら、状況を把握しましょう。
8. 委託後の効果確認・改善
物流業務が軌道に乗った後も、定期的に振り返りを行い、改善に取り組むことが欠かせません。たとえば「配送時間」「誤出荷率」「在庫精度」などのKPIを設定し、進捗状況を確認していきましょう。
物流業者との定例ミーティングやレポート提出を通じて、実績の評価と課題の抽出を行い、必要に応じて、業務フローの見直しや運用の変更を進めていくことが大切です。改善提案に柔軟に対応してくれる業者であれば、長期的なパートナーとして信頼関係を築きやすくなります。
工程が多くて不安でも大丈夫。ミナモト倉庫なら導入ステップも丁寧に並走します。
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外部委託後に発覚する問題と事前に確認すべき注意点
物流を外部委託したあとに「想定と違う」「失敗した」と後悔してしまうケースは少なくありません。以下の表では、よくある不満とその防止策を整理しています。委託前に必ず確認しましょう。
よくある不満 |
防止策・事前に確認すべき事項 |
イメージしていたより費用がかかっている。 |
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梱包が雑 |
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不意のトラブルに対応してくれない |
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繁忙期やセール時の対応が不十分 |
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在庫誤差や問い合わせの対応が遅い |
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改善提案や効率化の姿勢がない |
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契約時に「最低限の確認事項」をすり合わせるだけでも、後のトラブルを大きく防げます。上記の観点を参考に、委託先との合意形成を進めましょう。
ミナモト倉庫の強み|信頼できるパートナーとしての対応力と品質体制
物流アウトソーシングでは、「ミスの報告が遅い」「改善提案がない」「担当者と話が噛み合わない」といった不満が、依頼後に顕在化するケースも少なくありません。こうした懸念の声にしっかり応えられるのが「ミナモト倉庫」の大きな強みです。
ミナモト倉庫では、荷主ごとに専任担当者を配置。業務内容や運用ルールを細部まで把握したうえで、日々のやり取りを丁寧に行います。ちょっとした仕様変更や突発的な依頼にも柔軟に対応できるため、「痒いところに手が届く対応力」を実感いただけます。
連絡手段も電話やメールに加えて、Zoomなどのオンライン連携に対応。スピード感を重視したやり取りが可能です。
さらに、WMS(倉庫管理システム)や検品システムの活用により、在庫精度や納品ミスの削減にも注力。複数人によるチェック体制やQC活動を通じて、ヒューマンエラーの抑止にも取り組んでいます。
「正確さ」「速さ」「安心感」──ミナモト倉庫は、委託後の不安やストレスを未然に防ぎ、貴社の物流業務を陰から支える信頼のパートナーです。
アウトソーシングで物流体制を最適化し、競争力を強化しよう
物流アウトソーシングとは専門業者に物流業務を委託することで自社の負担を軽減し、コア業務に集中できる体制を整えられる仕組みです。
ただし物流業務を外注したからといって、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。自社の現状や課題をしっかり整理したうえで、適切なサポートを提供してくれる業者を見極めることが重要です。
本記事で紹介した「導入の流れ」や「注意点」を押さえることで、物流アウトソーシングの効果をより高められる可能性があります。導入を検討される際は、ぜひ参考にしてみてください。
また、一度、物流アウトソーシング業者に相談してみることで、導入後のイメージが具体化され、自社に最適なサービスを選びやすくなります。ミナモト倉庫は、食品・アパレル・ECなど幅広い分野で物流アウトソーシングの実績を持つ企業です。
物流業務の外注をご検討の際は、どうぞお気軽にご相談ください。